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楽々スキー術 V
1.スキーは二軸で滑れ
最近「なんば」や「二軸動作」という言葉が日本のスポーツ 界を賑わしていますが、スキーにもその波が来ているようです。スキー界の大御所・平沢文雄氏も最近出版された「日
本人のスキー革命」の中でスキー技術の基本が変わったとし、「用具を活かした滑り」への歴史的転換をあげられ「カー ビングスキーは二軸で滑れ」と説いておられます。
スキー協では前回の教程からその「用具を活かした滑り」を中心テーマとし、新教程ではまさに先進技術となるであろう、二軸動作を取り入れたカリキュラムを発表しています。
二軸動作とは、自然の力(重力)を利用した効率的な身体 の使い方で、身体を運ぶエネルギーを内力(筋肉)に頼るの ではなく自然界に求めるといった宇宙的発想からきています。この研究の第一人者である小田伸午京大教授は、高橋
尚子やイチローなどトップアスリートの動きの中にそれが活 かされていると分析されています。また、三冠馬で一躍脚光 を浴びたディープインパクトもその理想的な走りをしているよ
うです。ちなみに二軸動作は馬の歩きかた=常歩(なみあし) から発想されたようです。
新教程のターン技術の中心テーマにしている「体軸を傾 ける」運動も、この発想と理論を取り入れることによって年 齢、体力を問わず楽して楽しく行えるようになったといえま
す。この連載の1.前傾姿勢について「キーポイントは踵を 踏む」や2.パラレルで連続ターン「効率よく傾ける」も二軸 動作を念頭において書いたものです。
それでは、ベーシックパラレルターンの完成をめざす私な りのポイントをいくつか上げていきます。今回は紙面と時間 の関係で項目だけにしますが、次回、イメージ図も入れて解
説することにします。こうご期待を!!
2.内脚は引きながらたたみ込め
・外脚は伸ばしながら前方向へ押していく)
3.脚のたたみ込みは股関節から
・膝の曲げを意識すると両膝の曲げとなり易く、外脚を長 く使えない)
・股関節からの屈伸運動は大きなパワーを発揮する。
4.ストックは押して使え
・ストックワークで脚をリードする。
BY 森田 英二 さん |
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